2013年9月13日(金)
「ビジュアル中国語/重要構文編」の発売、遅れに遅れてすみません。
1000近くの例文や日本語訳の質を高めるための、最後の仕上げ作業に時間がかかっております。
一日でも早く皆さんにお披露目をしたいので、今日はその中の一例文をご紹介します。
第11章『「是〜的」 構文』の例文で、自分や人に発破をかけるときによく使われるセリフです。
“我认为,人都是逼出来的,有压力才有动力。”
(人は追い込まれないとやりません。プレッシャーがあってこそやる気が出ると私は思います。)
2013年9月6日(金)
今年夏天《半泽直树》这部电视剧在日本创下了收视高峰,掀起了“半泽直树热”。
剧中主人公的经典台词,“やられたらやり返す、倍返しだ”引起了很多人的共鸣,让人听后心情无比畅快。这句经典台词有人翻译成“以牙还牙,加倍奉还。”也有人翻译成“人若犯我,必然加倍奉还”。大家看哪句好记就记哪句。
今年の夏は<半沢直樹>というドラマが日本で高視聴率を叩き出し、「半沢直樹ブーム」を巻き起こしました。
主人公の名台詞「やられたらやり返す、倍返しだ」は多くの人の共感を呼び、それを聞いた人は気持ちがすかっとします。この名台詞は「以牙还牙,加倍奉还。」と訳す人もいれば、「人若犯我,必然加倍奉还」と訳す人もいるので、覚えやすい方で覚えるといいと思います。
2013年7月5日(金)
新聞などでよく出てくる「いたちごっこ」という表現は辞書を引いても、なかなかしっくりくる訳が見つかりませんが、実は、中国語の“猫捉老鼠”という言葉にニュアンスが似ています。
例えば、このようなときに使います。
在街上,城管和小摊贩之间常常会上演“猫捉老鼠”的游戏。城管来了,小摊贩就跑,城管走了,小摊贩就又回来。
路上では、都市管理員と露天商の間でよく「いたちごっこ」ゲームが繰り広げられます。都市管理員が来ると露天商は逃げ、都市管理員が去れば露天商はまた戻ってきます。
2013年6月24日(月)
昨日は久しぶりにある友人に会いました。忙しい日常から離れ、価値観の合う友人と語り合えるのは何よりのご褒美です。
友人から、人生の先輩としてとてもためになる話が聞けたので、次のような台詞を言ってみたくなりました。
“听君一席话,胜读十年书。”
意味は、漢字から何となく想像できると思います。
2013年6月18日(火)
非正規雇用が多い今の時代は、“同工不同酬(同じ仕事なのに給料が違う)”現象がよく見られます。
もし自分も同じ仕事をしているにもかかわらず、給与が安い立場なら、次の台詞を言ってみたくなるかもしれません。
我和他做着一样的工作,可工资待遇却是双重标准,真是太不公平了!
(彼と同じ仕事をしているのに、給与規定はダブルスタンダードで、まったくもって不公平だ。)
2013年6月14日(金)
日本語では子供を大変可愛がるときに、「目に入れても痛くない」という表現を用いることがありますが、中国語では子供の溺愛ぶりをよく次のように表現します。
“捧在手里怕摔了,含在嘴里怕化了。”
(両手の上に乗せたら乗せたで、落とすのが怖いし、口の中に入れたら入れたで溶かすのが怖い。)
子供に少しでもけがや嫌な思いをさせないように、とても大事に大事に育てる親の溺愛ぶりが躍如としています。
2013年5月27日(月)
今日は中国語と意味はほぼ同じで、形が少し違うだけの四字熟語をいくつか紹介します。日本語とほぼ同じニュアンスで使えるため、頭に残りやすいものばかりです。日中音声を付けたので、音声を聴きながら練習してみましょう。
中 → 日
1. 黑白颠倒 → 昼夜転倒
2. 独一无二 → 唯一無二
3. 虎头蛇尾 → 竜頭蛇尾
4. 名胜古迹 → 名所旧跡
5. 日新月异 → 日進月歩
6. 贤妻良母 → 良妻賢母
7. 优柔寡断 → 優柔不断
2013年4月12日(金)
絵本の読み聞かせをしていると、たくさんの擬音語・擬態語が出てきます。
今朝も、「石がぼちゃんと川に落ちました。」という文がありましたが、
中国語では、このような言い方がしっくり来ます。
石头扑通一声掉进了河里。
2013年3月27日(水)
“添油加醋”という言葉を耳にしたことはありますか?
文字通りに訳せば、「油や酢を加える」意味です。料理を美味しくするために、いろいろな調味料を加えるイメージですね。そのイメージから、普段はこのように使われています。
他把我失恋的事添油加醋地到处宣扬。
彼は私が失恋したことに尾ひれをつけて、あちらこちらで言いふらしています。
2013年2月26日(火)
「当たり障りのない話」という日本語がありますが、
中国語では、“无关痛痒的客套话”と言います。
例えばこんな場面で使えます。
我和她第一次见面时,双方都非常紧张,
只说了一些无关痛痒的客套话。
(私は彼女と初対面のとき、双方とも大変緊張していたので、
当たり障りのない話を少ししただけです。)
日常生活からビジネスシーンでも使えそうな表現なので
機会があればぜひ活用してみてください。