上達した生徒に喜びを感じた日
今日は、中国語教室での出来事について書きます。
教室では、新しい課に入るたび教材に沿って、単語や文法の具体的な使い方を示した補助教材(画像参照)を作り、授業で勉強した後、音声とともに生徒に配布しています。新出単語の使い方を確実にマスターしてもらうために、まず補助教材に載っている例文を暗記してもらい、それから授業で実践的な練習をします。
先日、生徒に配ったプリントの中で“计划没能实现(計画通りに行かなかった)”という表現がありました。次の授業でそれを練習しようと思い、“你以前有没有过这样的经历?”という質問をふりました。すると、生徒さんは昔のある出来事を起承転結的にまとめ、ちょっとした物語を語ってくれました。
私は感動してしまい、思わず「すごい」と日本語でほめてしまいました。その生徒さんはとてもがんばり屋さんで、入学当初からずっと同じペースで大量の単語と例文、会話を暗記してきました。今でも、練習のしすぎで、口元が筋肉痛とよく訴えてきます。改めて、努力した方は伸びると感じさせられました。
(参考)
当日配布したプリントの一部です。“计划没能实现”が、最初の方に出てきています。